薬とは ~薬剤師、薬の向き合い方~
こんにちは、薬剤師の美怜です。
薬と聞いて、何を連想しますか?
『身体を治すもの。』と頭に思い浮かぶ方が多いと思います。
薬事法にはこのように記載されています。
医薬品
一 日本薬局方に収められている物 二 人又は動物の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされている物であって、機械器具等でないもの 三 人又は動物の身体の構造又は機能に影響を及ぼすことが目的とされている物であって、機械器具等でないもの
この薬にはたくさんの形があります。
内服薬
- 錠剤
- カプセル剤
- 水剤
- 散剤
外用薬
- 塗り薬
- 貼り薬
- 目薬
- 点鼻薬
- 点耳薬
- うがい薬
- 吸入薬
- 注射
- 坐薬
- 膣剤
ん~、たくさんありますね。
たくさんあるのには理由があります。
飲みやすくしたり、使いやすくしたり、薬の効果を発揮するための工夫です。
最近では、口腔内で溶ける薬があります。
小さなお子様や年配の方にも簡単に服用できたり、水なしでも飲める工夫がされています。
薬の効果は、
抗菌薬、抗ウイルス薬、抗真菌薬、抗悪性腫瘍薬、、消毒薬、免疫抑制薬、副腎皮質ステロイド、鎮痛薬、抗リウマチ薬、抗アレルギー薬、糖尿病治療薬、脂質異常症治療薬、高尿酸血症治療薬、ホルモン製剤、甲状腺疾患治療薬、カルシウム代謝薬、ビタミン製剤、栄養製剤、血液製剤、抗血栓薬、降圧薬、狭心症治療薬、抗不整脈薬、心不全治療薬、昇圧薬、血管拡張薬、利尿薬、気管支喘息治療薬…。
あげていたらキリがありませんね。
私たち薬剤師はこの薬と向き合い、日々、頭をぐるぐると回転させて患者様と接しています。
このブログでは、薬の知識がない方にも分かりやすい言葉で少しお伝えさせて頂きます。
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