小学生のカカトの痛み、踵骨骨端症(セーバー病、シーバー病)とは

体について

こんにちは、薬剤師の美怜です。

今回は足の大切さについてお話をします。

小学4年生の息子が約1年前からカカトの痛みで走れなくなり、大好きな野球ができなくなりました。

体をたくさん動かしたい時期なので、本人のイライラ半端なかったです。

まずは整形外科を受診しました。

診断は踵骨骨端症(セーバー病、シーバー病)で10歳前後の男の子がなりやすい成長痛でした。




踵骨骨端症(セーバー病、シーバー病)とは

踵骨骨端症(セーバー病、シーバー病)は、まだ成長しきれていない踵骨骨端部に過度な運動により血流障害が起こり、炎症を起こす病気で、運動の後に痛みが出ることが多く、カカトが痛いので、つま先歩きしているのが特徴なようです。

息子も野球でダッシュを何本か走った後は、必ずひょこひょことつま先で歩いていました。

医師からは運動をしても大丈夫だが、痛みが出たら中止して、痛みがおさまったら運動しても良いとのご指導でした。

週に3回の電気治療と鎮痛剤と湿布薬…なかなか良くならない。

過度な運動をする前は全く痛みがないので、飛び跳ねても何をしても大丈夫なのに、野球の練習が始まって、少したつと痛みが出てしまい、成長痛を理解していない仲間にはさぼっていると思われ、人間関係がぎくしゃくしていました。

そうなると、楽しかった野球の練習も嫌になってきてしまい、ストレスによりいらいら、なんとなく生活も上手く回らない日々になってしまいました。

医師によると2年くらいはかかるとの事で、小学生の間は痛みとの戦いになると覚悟していましたが、この生活が続くと本人のために良くないと思い、親として出来ることはしておきたくて、試行錯誤の中、整骨院に行くことにしました。

整骨院では電気治療と手による施術、その他に自分の体は自分でメンテナンスしないと良くならないと言われて、アキレス腱を中心に筋肉の強化やストレッチ、靴の選び方のご指導がありました。

そして、医療用インソールのフォームソティックス『Formthotics』を勧められました。

市販のスポーツ用インソールの約2~3足分のお値段でしたが購入する事にしました。

靴とインソール

靴とインソール
Formthoticsを4~5日使った頃、息子から「走っても、そんなにカカト痛くならないよ。」と言われました。

おー、すごい!

これは安い買い物だった!

あんなに痛がっていたカカトの症状が軽減。

ご指導いただいたストレッチは、真面目にはやっていなかったので、この症状の変化は靴の選び方とインソールのお陰です。

整骨院の先生にお伺いしたところ、靴選びがとても大事で、合っていない靴を履いている方がとても多いとのことでした。

靴の選び方のポイントは

  • サイズが合っていること
  • かかとにしっかりとした硬さがあること
  • 指が曲がる所がきちんと曲がること
  • 底面がぐにゃぐにゃと柔らかすぎないこと

靴を購入する時は、必ず靴屋さんにお声を掛けて、サイズや幅の確認をしてもらうことが大事です。

靴屋さんによっては、3Dで足の形を確認してくれるので、間違いのないサイズで靴を選ぶことが出来ます。

靴屋さんは数多くの靴の特徴を知っているので、どのような時に履くのかを話したり、子供はサイズアップがあるのでコスパの良い靴を選んでもらったりする等、適した靴を手早く出して頂けます。

見かけがステキな靴はたくさんありますが、足に良い靴を履くことは、自分の健康維持のために大切な事ですね。

この選んで購入した靴にFormthoticsを使用しました。

ここでのポイントは、購入した靴のインソールが外れないとFormthoticsが使用できません。

使用できませんと言うよりか、Formthoticsに厚みがあるので靴に当たってしまう部分が出てしまうからです。

当たった部分は、たこ・魚の目の原因になったり、痛みが出てしまう可能性もあるので、インソールは外した方が良いですね。

Formthoticsはインソールの外せる靴があれば、必要な時に購入して、すぐに使用できるのが便利です。

整骨院で、靴に合わせてカットしてもらい、熱を加えた後、足に合わせることにより自分だけのオリジナルインソールの完成です。

痛みは体からのSOS

痛みは体からのSOS
痛みは体からのSOSなので、そのままにしてしまうと怪我に繋がったり、再発する可能性があります。

どのようにして痛みを軽減するかが大事ですね。

鎮痛剤を服用して痛みがおさまっても原因が治らなければ意味がありません。

整骨院での傷みの治療は、電気治療だけではなく、筋肉の強化やストレッチなどのエクササイズ、靴の選び方、生活のアドバイスまで丁寧にして頂けました。

これによって、痛みが出にくい体になり、痛みが出た時には自分自身でメンテナンスが可能になります。

そして、Formthoticsによる足の矯正が治療の一つとして大活躍です。

なぜ、二足歩行をしてきた人類なのに矯正をしないと足が正常な状態にならないのでしょうか?

その理由はいくつもあって、柔らかい土ではなく、コンクリートの生活により足に衝撃があること、運動習慣がない方が増えてきていること、ハイヒールやつま先のとがった靴など、足に合っていない靴を履くこと等が原因として考えられます。

この原因を取り除くことは難しいので、インソールでカバーすることは必要ですね。




Formthoticsとは

Formthoticsは矯正用インソールでスポーツ医学専門医により発明されました。

気泡のポリエチレンフォームから3Dに削り出して作られていて、足の形状と靴の種類に合わせて、医療機関で加熱して足に合わせて使用します。

医療用のインソールと言っても、一から型を作るものではなくて、市販のインソールと同様、型が出来ているので、医療用としては安価で、市販のよりも矯正が強い優れものです。

足と下肢を安定させることで、他の治療をより効果的にすることが出来るので、痛みや怪我、筋肉の疲労を軽減させてくれます。

整骨院の先生曰く「インソールはメガネと同じで、外してしまうと矯正は持続しない。」との事でした。

足の正常な位置は自力で治したり、整体により持続させる矯正はできないと知り、ますますインソールの大切さを知りました。

ついこの間、ラグビーに夢中になったかた多いのでは?

ラグビーのニュージーランド代表選手がこのFormthoticsを使用しているのが、映像に映ったようです。

ニュージーランドは日本に比べて足病学が進んでいるので、インソールを使用することはメガネを使用するのと同じくらいに当たり前なようです。

そして、このFormthoticsはニュージーランドの製品です。

あまりにもFormthoticsが良さそうなので、私も作って頂きました。

そうしたら、歩くの大嫌いな私がスタスタと8000歩くらいは楽に歩けちゃいました。

それに、歩いている時に疲れにくいし、次の日、足が痛いなんて事もないんです。

おー、優れもの!

FormthoticsはAmazonなどのネットで安く売っていますが、医療用とは別で一般の種類なようです。

一般だと矯正力が劣るとの事なので、購入するなら医療用をオススメします。

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